JCLA主催ICFコアコンピテンシーと倫理規定勉強会を開催致しました

昨日はJCLA主催ICFコアコンピテンシーと倫理規定勉強会を開催致しました。
この勉強会は、毎年東京から國井あや子コーチをお呼びして開催しております。
自分たちコーチがプロとして活動していく上での大切な指針に立ち戻る場でもあります。

今回はさらにICFのコアコンピテンシーと倫理規定が今年から大幅に改訂されたことで、いち早く新しい情報をみなさんにお届けしたいという思いで開催致しました。

コアコンピテンシーはICFジャパンが日本語に訳されたものがありますが、倫理規定はまだ日本語に訳されておらず、取り急ぎJCLAの理事会の一員でもあり、いつも会計や法人の手続きをしてくれている方にお願いして訳してもらいました。

日本語を綺麗にすると英語の意味が限定されすぎてしまったりして翻訳はかなり難しく、前日まで議論を重ね訂正が入り、最終的に資料ができたのはやっと前日の夜中でした。
ここからもっと改訂していく必要がありますが、それでもまずは自分たちの訳で出せたことは大きな喜びです。

第1部コアコンピテンシーの講座内容は、今回は特に、問題意識を持つためのアンテナを立ててもらうことに焦点を当てました。

グループワークで扱っているカテゴリーごとに、そのカテゴリーの意図のポイントをまず掴んでもらい、その上で想定されるシチュエーションを
「できてるバージョン!」
「できてないバージョン‼︎」
で考えていただきグループごとに発表。

そして、実際の事例やさらなる疑問、こっちを守ればあっちができないという感じで相反するので判断が難しいことを取り上げました。

第2部の倫理規定はあやコーチにお任せして、ICFの4つのバリューと倫理規定4つの責任でグループワーク。

グループごとの議論では、みなさん本当に盛り上がりました。

初めて出会った人も、ベテランの方も、習い始めたばかりの方も、活動し始めた方も、入り混じってのディスカッションとグループ発表は面白い化学反応が起こる刺激的な時間でした。

コアコンピテンシー(優れたコーチングの行動特性)も倫理規定も、実際に現場でコーチングしたり難しい局面で判断をする時は自分独り。

でもこのように一緒に学べる仲間との時間がそれを助けてくれると思います。
コーチングは、人を最優先させるという本質を決して外すことなく、さらにプロとして卓越していく私たちでありたいと気持ちを新たにできました。